「基礎を身につけると時短になる」
こんにちは
たてもんです^^
最初に話し方を学ぶ上で、僕がもっとも重要だなと思うのが「基礎」です。
はっきりいって、
日本語が話せている時点で基礎ができていると考えている人も多いかと思います。
しかし、もしそうだとしたら、
書店に毎年多くの「話し方」の書籍が所狭しと並ぶのはおかしな話ですし、すでにある書籍で十分成果が出るなら、新しく発行する必要もないはずです。
ではなぜ、基礎が大事かと言うと、
話し方には「型」があるからです。
型も基本なんです。
たとえば、算数の九九も型であり基本です。
九九を覚えているからこそ、割り算や二次関数といった難しい計算も素早くできるようになります。
つまり、九九を覚える=時短です。
話し方もこれと同じで、
話し方の基礎を覚えれば「時短」になります。
なぜなら、既に覚えているパターンで話すことができるからです。
九九もすぐに答えられると同じように、話もこれとおなじ理屈です。
逆に言うと、基礎力がないと話のスピードも遅くなります。
さらに、思考スピードもテンプレートがないから遅くなる。
でも、基礎力があるとパターンで考えられる。
こうなると強いです。
だから、基礎は一連の流れで知識として絶対覚えて欲しいのです。
なので、今回は、
これから「話し方」を学びたい!
でも何から読んでいいかわからない!という初心者の方のために
話し方のテンプレートが身に付くおすすめの本を紹介します。
それは、累計70万部ベストセラーの『頭のいい説明「すぐできる」コツ』のまんが版です。
今回は、「関連図書が多すぎてどれを選べばいいかわからない」という初心者の方のために、『頭のいい説明「すぐできる」コツ』まんが版のおすすめポイントを紹介していきます。
目次
何で、初心者におすすめ?
実際に本を読もうとすると、
「難しくて理解できない・・・」
「普段から活字に慣れていないから途中で飽きちゃう・・・」
という壁にあたる人も多いかと思います。
しかし、はっきりいってこれらは全く気にする必要はありません。
その理由を3つ紹介します。
1. まんがだから最後まで飽きずに読める
簡単に読めてしまう理由として、まず1つ目は、
実に「まんが」だからです。
当たり前すぎましたねw
普段から読書が苦手な人でも、最後までスイスイ読めちゃいます。
さらに「こういうケースってよくある!」という事例が豊富だから、即仕事で使える話ばかりです。
たとえば、
説明が苦手な一つとして「プレゼンテーションが上手くできない!」という人、多いかと思います。
でも、実際に題材にしているのが、広告代理店のプレゼンテーションなので、「そうそう、こういう時の正解を知りたかった!」という事例が数多くあるのでそのまま仕事で使えちゃいます!
2. まんがだと理解が浅くならない?
次に2つ目ですが、
「まんがだと、説明不足になるんじゃない?」と思う人もいるかと思います。
でもそれには心配いりません。
なぜなら、「まんが+文章説明」で構成されているからです。
結果、まんがで具体的な事例を把握して、ポイントを文章で深く理解できるので、かなりわかりやすいです。
3. この1冊だけで十分すぎる知識が身に付く
上手に話せるにはある程度の既存知識が必要です。
でも、この本1冊を持っているだけで、おさえておかなきゃいけない知識がほとんど網羅されています。
この網羅性が3つ目のおすすめの理由です。
はじめのころは
「本当に他の本を読まなくても大丈夫なの?」と心配するかもしれません、でもこれから話し方を勉強するぞという方は、この本だけで問題ありません。
というのも、
僕自身、はじめは何を読んでいいかわからず手当たり次第に多くの書籍を読んでおおくの時間を無駄にしてきました。
でも多くの書籍を読んだことによりある共通点があることに気づいんたんです。
それは、どの本にも共通の情報が書かれていたことです。
つまり、この共通項が覚えるべき優先順位の高い情報であるということに気づいたんです。
結果、その共通項目がこの『頭のいい説明「すぐできる」コツ』にはしっかり網羅されていたんです。
だからこそ、
はじめはこの1冊だけをしっかり読むだけで、十分に上達できます。
もちろん時間に余裕がある人は多くの書籍を読んで勉強してもいいかかもしれません。
でも、僕みたいに似たような本を何冊も読んで時間やお金を無駄にしたくない!
効率的に学びたいという人は、この1冊に集中するだけで十分です。
この本を読むと何が学べるの?おすすめのポイントは?
僕が、この本を読んで
「本当に役に立った!」といったとくにおすすめのポイントを3つそれぞれ詳しく紹介していきます。
大きな情報→小さな情報の順で説明する
これは、どういった順番で話すかという意味です。
仕事ができる人は、説明前にまずそう考えるそうです。
なぜなら話の順番によって
「聞き手の頭の中にすんなりと入っていくか否か」が決まるからだそうです。
その説明としてわかりやすかったポイントが、
自分がそのときに思いついた時に思いついた順番ではなく、聞き手が「聞きやすい」と感じる順番で話すことが「ビジネスで使える1分説明」の基本だと。
まさにこの「自分の思いついた順番に話す」を僕自身もやっちゃっていました><
例えば、
上司:「今月は売上げよかったですか?」
部下:「8割程度です」
「えっそれって良いってこと?悪いってこと?」てなりますよね。ここで、聞き手が「聞きやすい」と感じる順番で話すと、
部下:「はい比較的よかったです」「普段は達成率7割で今月は8割程度なので」
と説明すれば、
大きい情報=比較的よかった。
小さい情報=普段は達成率7割で今月は8割程度。
といった答えとなり、
大きい情報プラス小さい情報の具体的な数字も入れて、より説得力もでるということになります。
意外と自分は出来ていると思っていても実際はできていない人の方が多いかもしれませんね。
事実+意見が説得力の基本!
2つ目は、相手に行動してもらうには、「説得力」がとても大事であるということ。
そのためには「説得力」の基本形がわからないといけません。
その基本形が「出来事+解釈」だと筆者は語っています。
つまり、この「出来事+解釈」の説明で相手の反応は飛躍的によくなるということが、とてもわかりやすく説明されています。
もっとわかりやすく言ったら、自分が見たり聞いたりした「出来事」を正確に伝えたら、その出来事に対しての自分の「感想や意見」を付け加えるだけということです。
これだけで「頭のいい説明」の基本ができてしまうんです!
とくに僕のおすすめの部分は、「説明とは、その事実を通じて、何か別のメッセージを伝えようとしているもの」であると。
これは、なるほどなって思いました。
自分なりの意見を添えるからこそ、
説明に説得力が増し、相手は行動を起こしやすくなるんですね。
短い文章+短い文章が一番聞きやすい
説明はできるだけ短く、短文の連続で構成するといい。
といった内容が僕のおすすめポイントの3つ目です。
なぜなら、一文が短いと、わかりやすくて記憶に残るからそうです。
特に、文章を短くしようとすればするほど、話し手は「厳密に言葉を選ぶ」ようになるということが詳しく書かれています。
実際、僕自身もプレゼンテーションが苦手で、とくに言葉につまったり、次のセルフがでなくて変な間があいたりなどの失敗をおおく経験してきました。
でもこの方法を知ってからは、プレゼンや普段の説明の場でも格段にそれらが減ったので、特に人前での発言が多い人にはおすすめの方法だと思います。
もちろん他にもおおくの役に立つ知識や方法が書かれています。
自分にとって勉強になるものや、実際に使えるものもそれぞれ違ってくるかもしれませんが、それだけ質のいい情報が網羅されているので、きっと僕と同じように読んだ瞬間からこの知識を使ってみたくなるかと。
そしてぜひその話せる技術の効果を体感してほしいと思います。
頭のいい説明はセンスや才能がなくてもできる
誰しもが「本当に読んだだけで、誰でも頭のいい説明なんてできるの?」と思うかもしれません。
「この本を読んだだけで、誰もが成果が出るとは限らないですよね?」とたびたび質問を受けることもあります。
でも実際、コミュニケーション能力は生まれつきの頭の良さだと誤認している人が多いのも事実です。
それは、その人の生まれつきの気質によるもので、努力をすれば多少の改善は可能だが、所詮、そんなに変わるわけないと諦めてしまっている人も多いかと思います。
でもこれは大きな誤解で、実はコミュニケーション能力は誰でも身に付けられます。
上手く話せない原因は、単純に正しい話し方を知らない、もしくは身につけていないから。ただそれだけです。
だからこそ、『頭のいい説明「すぐできる」コツ』を読んでコミュニケーション能力に必要な知識を身につけて欲しいなと思います。
これを読めばどのくらいの実力がつくの?
ここまで、『頭のいい説明「すぐできる」コツ』についての魅力をお伝えしましたが、そもそも「結局これを読むと何ができるようになるの?」という部分についてお話しします。
頭のいい説明を身につければ、その効果は絶大で、
- 伝えたいことが、相手に正確に伝わるようになる
- プレゼンの場でも言葉につまったりしなくなる
- 指示したとおりに相手を動かすことができる
といいこと尽くめ。さらにこれには副次的な効果もあります。
- 言葉の使い方が変われば、毎日使う言葉も変わり、頭の使い方も変わる
- 頭の使い方も変われば、俗に言う「地頭」をも鍛えてくれる
- 企画書やレポートなどにもその能力を発揮することができる
といったこともできるようになります。
まさに説明力は、あらゆる場面で役にたつ、生涯の強力な武器となるでしょう。
現代は説明能力が評価される時代
書店には多くの「話し方」が所狭しと並んでいます。
それだけ自分の話し方に自信が持てない人が多いと言う証拠でしょうが、
実際、それらの本をすべてが結果を出せるとは言えないのも事実です。
今は、「説明能力」がそのまま「仕事能力」として評価される時代。
成果主義が当たり前になったことで、「自分の成果」は自分で説明することが、業務の一部になっています。
最後に「人前で話すのが苦手、だから克服したい!」「頭がいい!と思われるような話し方もできるようになりたい!」と思っているけど、最初の1冊目に何を読んだらいいかわからないと悩んでいる人は、ぜひ、この『頭のいい説明「すぐできる」コツ』のまんが版を読んで、コミュニケーションの基礎力を身につけてほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
たてもんでした^^
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